さよならAppleの迷(名)製品

どうやら俺の痛オタとしてのグッズを放出するときが来たようだ。痛すぎる俺の黒歴史Newton Message Pad 130。当時、Appleオタですら成功するとは半信半疑だったNewtonは微妙な盛り上がりはあったものの、メジャーになることはなく、地味に終息していった。今だから言わせてもらうが「絶対失敗すると思ってました(藍子風)」。しかし自分、初代iPodでも「ダメだろこれはｗ」と思った経験があるので、特に予言者では無い。ちなみにアニマル柄はヨメの趣味なので許して欲しい。

 

まずシールを剥がして、べっとり付いた糊を拭き拭き。よく見ると美品である。Apple製品でなければゴミクズ以下のマシンであるが、さすが最強ブランド。とある業者さんから2000円の値が付いた。

 

電池蓋を10年ぶり？に開くと何か析出してる。丁寧に掃除したらきれいになった。リチャージャブルバッテリーは液漏れで死んでいた。

 

現代の利器、エネループで火を入れてみた。おお、なんか死んでるラインがあるものの動作してるし。軽く感動した。ちなみ操作が分からなくてデータが消せない(笑)。

 

ちなみに記憶装置は内蔵の他は大容量10MBのフラッシュカードである。

 

オタは元箱も大事にする。チャージャーと共に梱包した。 

 

ソフト類にも散財した黒歴史を思い出した。UniFEP、これは基本。というか無いと日本語にならない。 

 

まだ新婚に近いヨメに買ってやったのだが、最後までNetiGameしかやってなかった。高級ゲーム機(笑)。彼女がバリバリスケジューラーを使いこなす姿を夢見ていた頃もあったのだが、今ではIT音痴の方がラッキーかもと思い直している。 

 

聖典ももってたのでこれも送ろう。 

 

今より遙かに財布のヒモが緩かった自分もちょっと逡巡した覚えが･･･。 

一方、信者アイテムではあるが、実用性があったのがG4 Cube。これも2000円で拾ってくれる業者さんがいた。確かJobs肝いりで開発されたのに、割と高価だったことと、モールド成型の溝がどうとかいってる輩のおかげで短期間に終了した不遇のモデルである。長いことヨメのメインマシンだったが、内蔵HDDとスロット式DVD-ROMがいかれている。

 

外部電源でファンレスの静かなマシンだった。残念ながら仕様上、内蔵HDDが128GBの壁を越えられない。そこはSSDを入れて完全無音を、との狙いもあったのだが、そういう趣味的なことをするには自分のガレージが狭すぎる。今と未来を生きるため、手放すことにした。

 

ハーマン設計のスピーカーだっけ？ 振動板周囲のゴムが経年劣化でズタボロになった。

 

おまけでiSight。これを使って数年来、子供等にビデオ日記を書かせていた。もう動作しなくなってしまったので引き取ってもらう。修理されれば信者なら買うだろう。 

 

ブログでレビューして、彼らの供養終了。実は花柄iMacなんてレアものも持っていたのだが、隣のおばさんにあげてしまった。巷で高騰していたことを知ったのはおばさんが引っ越したあとだったという。自分がApple製品を使い続ける理由は必ず誰かが引き取ってくれて手離れがいいから、なのだ。